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No.001 崩壊現象(ほうかいげんしょう)

世界各地で観測される、原因不明の重力振動や磁場発生などによる大破壊現象。一度崩壊現象が発生してしまった地域は広範囲で廃墟となり、あらゆる生命が失われる不毛の地と化す。年々その数が増えてきているが、魔道士たちによってその事実は隠蔽され、一般人の記憶や記録からは消去されている。

No.002 魔道書(まどうしょ)

魔道士が持つ、様々な魔術や知識が蓄えられ、掲載されている禁忌の書物。多くの魔道士は最初に魔道書を得る為に研究に励むことになる。アラタのように最初から魔道の素質があり、既に魔道書を手にしている場合もある。書物の形をしている物だけではなく、巻物や水晶、杖など別の形で存在している場合もある。意志を持った魔道書は極めて稀であり、最高位に危険な魔道書とされている。

No.003 書庫(アーカイブ)

7つの大罪の名を冠した魔道の分類。傲慢(スペルビア)・嫉妬(インウィディア)・憤怒(イラ)・怠惰(アケディア)・強欲(アワリティア)・暴食(グラ)・色欲(ルクスリア)の7つに分けられる。人間の脳では認識不可能な高次元の階層に存在するとされており、生命を持つ肉体では到達できない。その為、魔道士たちは意識と精神をその階層まで飛ばすことで「書庫」に接続する。魔道士の研究する魔道の「テーマ」は、必ずこの7つの分類の何れかに属している。

No.004 テーマ

魔道士がその生涯と魂を賭けて研究するもの。自身の持つ『価値観』や『存在意義』と真逆のもの、自身の道徳の正反対のものが魔道士にとってのテーマとなる。個人によって研究テーマは千差万別であり、たとえ同じテーマであったとしても個々に感じ取る価値観が違う為、全く同じ魔道や魔術にはならない。自らのテーマを研究結果として「実行」する事で、魔道士は自らの持つ魔力を術式として使用することが可能となる。

No.005 魔道士(メイガス)

人の道ではなく「魔」の道を研究する者たちの総称。通常の人間では解決不可能な未解決事件や、魔道的と思われる不可思議な事件を調査・解決するのが主な役割である。世界の理(ことわり)から外れた、異世界や異次元の知識、超常現象などを研究し続ける為、その精神や主張が普通の倫理観からは外れている思想の持ち主たち。

No.006 術式(マクロ)と詠唱(スペル)

魔道士が魔術を行使する際に必要とされる行程。魔道士がそれぞれ持つ自分の魔道書に、術の行程を登録しておき、それを実行するだけで魔術が発動されるようになることを「術式(マクロ)」。それを実行する為の言葉や身振り手振りなどを「詠唱(スペル)」と呼ぶ。魔術発動の簡略化の一貫であり、魔道書を持たない魔道士たちはいかにこの「術式」と「詠唱」を短くするかで頭を悩ませる。

No.007 メイガスモード

魔道士が魔道書の力を用いて、自分の研究テーマを「実行」するための姿。魔道士本人が思い描く、自身のテーマに適した姿に「変身」する。この衣服などは、それまでに着ていた服が魔力によって再構成されたもので、破れたりすればそのまま元の衣服も破れてしまう。

No.008 王立図書館検閲官(グリモワールセキュリティ)

崩壊現象の完全消去が目的の集団。王立ビブリア学園内の、特に優秀な魔道士が選ばれ、任命される。世界中のどこかで崩壊現象が発生した場合、或いは発生が予測された場合に派遣され、その停止及び破壊を主な任務としている。その方法は彼女らに一任されており、原因となる存在の生殺与奪権も所持している。

No.009 魔道学園

王立ビブリア学園含めて、世界中には5つの魔道学園が存在している。それぞれの学園長は世界的に認められた「大魔公」レベルの人物。

No.010 枢機クラス

魔道士の魔力ランクを示すレベルの一つ。魔道士の最高位である「大魔公」の次に強い魔力を持っている者のこと。生まれながらにしてその魔力を宿していることが多い。その制御は大変難しく、「大魔公」クラスに達することが出来ず、魔力の暴走によって消滅、もしくは魔物化する可能性が高い。倉田ユイは、枢機クラスの力を持つ。

No.011 リアライズ(認識顕現)

王立ビブリア学園で最も優秀な魔道士である、浅見リリスが錬金術の力を発揮させるための詠唱(スペル)。自身の魔道書を様々な銃の形式に変化させることが出来、その数はザッと20種類以上と言われている。

No.012 永劫図書館

王立ビブリア学園に封印されていた、異世界の図書館と思われる遺跡。ただし、そこは単なる廃墟になっており、めぼしい知識や秘密はもうないものと思われていた。だが、そこにはこの世界を破壊・崩壊に導くとされる知識「魔王の因子」が封印されており、魔道士がそれに触れることは禁忌とされていた。

No.013 ラスト・クレスト(魔道極法)

7つの魔道分類にそれぞれ「在る」とされている究極の魔道。「トリニティセブン」と呼ばれるトップレベルの魔道士たちはこの魔道極法に到達した者たちで、そこに至る為には生まれ持っての才能と、テーマの深い研究が重要とされている。

No.014 王立リベル魔道学園

世界に三つある王立魔道学園のひとつで、学園長にはビブリア学園と同様に『大魔公』レベルの魔道士が就いていた。この学園には多くの魔道書や魔剣、魔宝などが収められており、それら『魔道具』の研究に関しては他のニ学園よりも秀でていた。現在は学園敷地ごと消滅してしまっており、所在地には廃墟が残るのみである。

No.015 トリニティ

三位一体を意味する言葉。転じて、魔道用語では『三つの魔道を極めし者』の意味を持つ。通常、魔道士は自分自身の『本質・魂の質』とは真逆であるテーマを一つまでしか研究することは出来ないが、何らかの方法でそのテーマを三つ手に入れた場合『トリニティに達する』ことが出来る。トリニティに達した魔道士はこの世界の真理に触れるともされており、全ての魔道士が目指す究極の魔道の形。

No.016 福音探求会(イシュ・カリオテ)

元リベル学園学園長であるマスターリベルや春日聖、及びルーグなどの魔道士が所属している謎の団体。その目的は『魔王討伐』であり、この世界が魔王によって滅ぼされる前に魔王を滅ぼす為の活動を行っている。その人数、規模などは一切不明だが、所属した魔道士は必ず『魔王因子』を所持していることや、何らかの手段で魔道のテーマを三つ極めて『トリニティ』に達していることから、禁忌の手段を用いている可能性が高い。トリニティセブンであるリーゼロッテ=シャルロックもかつて所属していた。

No.017 伝説の魔道書

『アスティルの写本』と『イーリアス断章』のこと。元々、高位魔道士である春日聖が所持していた魔道書。どちらも自我を持ち、自分自身の意志で持ち主を選定する。伝承の中でしか確認されたことはなく、存在が疑われていた。この世界のありとあらゆる知識、知恵が収められているとされ、その内容は未知の魔術や、世界の真理に至るまで、魔道士の求めるものが全てあるとさえ伝えられている。アスティルの写本は主に解析、実行を得意とし、イーリアス断章は解読、補助などを得意としている。

No.018 光輝術

イルダーナハと呼ばれる魔術体系の一つ。その名の通り『光』を研究し実践する魔術であり、光輝術を極めた者は『光の速度』を得ると言われている。実際には目にも止まらぬ動きを可能とした体術の極みであり、人智を越えた速度により人間の感覚器ではそれらの行動を『光』としてしか認識出来ないというもの。

No.019 神話武装

神話や伝承で語られている伝説の武器。世界のどこかに封じられているとされる。神話の持つ『伝承』をそのまま『能力』として使用できる他、所持者の魔力や身体能力を飛躍的に高めるという効果もある。それぞれの武装には、それぞれ対応したテーマが存在しており、テーマにちなんだ特殊能力を保持している。

No.020 セイタン

書庫『憤怒』を司る最高位魔道の呼称。書庫『憤怒』の全てを極め、魔道の根源に達した際に手にする力でもある。メイガスモードの上位武装であるセイタンフォームを身に纏うことが出来、書庫に存在するありとあらゆる魔道を使用することが可能となる。このセイタンの名は、その書庫に対応した悪魔の名称である。各書庫にはそれぞれ対応した悪魔が存在し、それぞれの魔道極法にもその名が使用される。